ぶっちゃけ通販アーカイブス

懐かしの通販商品の覚書と、「あの広告どうなの?」の裏側をぶっちゃけていくブログ

レイコップはなぜ売れた?売れなかった不遇の5年間とはなんだったのか

レイコップRS ふとんクリーナー (ピンクゴールド)【掃除機】raycop RS アール エス RS-300JPK

 

レイコップRS ふとんクリーナー (ピンクゴールド)【掃除機】raycop RS アール エス RS-300JPK


2013年はレイコップの売行伸び率がすごいことになっていて、ディノスでは前年比なんと400%というとんでもない数値だそうですが、これはなにごとでしょうか?いまさら遅れてきたシンデレラでもあるまいに

 上記ソースの記事上では

今年世の中のダニ対策への関心が広がったことで、今夏は特に需要が高まっています。

とか、まことしやかにアホな実況なされてますがまさかそんな、今年になって急に
ダニが半沢直樹とともに100倍返ししにきたわけじゃあないでしょう
ではいったいなぜ?ということで自分なりに調べてわかった仮説を紹介したいと思います。

まずは軽く「レイコップ」をおさらい

2006年韓国メーカー「ブカンセムズ」から発表された布団専用掃除機「レイコップ」シリーズは日本には2008年に上陸。販売元の「ヤーマン」から発売されて以来、ヒットこそしないが一定量の需要を保持し続けたたため通販界ではおなじみの「通販向け家電」として定番化し、「マキタのコードレス掃除機」と同じくらいに名の知れたヤツでした。
それを・・・なんということでしょう?2012年から急に販売元を「シネックスインフォテック」(どこやそれ?)に変え、さらにはメーカー(日本支社)が直々に上陸しプロモーション展開を始めたのです!!(正直それまではヤーマンの商品と勝手に勘違いしてた!!)


↑再上陸とともに発表されたレイコップのアッパーラインその名も「う~んマグナス!」


じゃあヤーマンが野暮かっただけじゃない?
という発想は短絡的すぎます。だって何を隠そう、ヤーマンがあの「ノーノーヘア」などの商品で積極的なプロモーション戦略に打って出始めたのがその2010年頃なんですから。


仮説1ジャパネット最強説

というわけで、もうこれ半分以上答えを言ってしまうことになりかねませんが、かの「ジャパネットたかた」さんがジャパネット限定モデルRAYCOP GENIE BG-200WH (現在のはBG-310JP)を発売したのが2013年頭なのです。さらに、2013年の頭からRAYCOPの売上上昇と共に急激に「ハンディクリーナー市場」自体が賑わっています。(ハンディタイプのクリーナー市場は、2013年1月には、前年同月比6.4%増となっていたが、2月には20.4%増、3月には26.1%増
つまるところ、単純に
すばらしきインフォマーシャルの力(ジャパネット効果
というのがヒットの真相でしょう。

仮説2丸紅最強説


さて、通販業者としては「さて?そんな爆発的ヒットを下支えしているスゲー販路持った販売元がそもそも気になる??」というのが本音です。。。そもそもシネックスなんとか」なんて聞いたことないし。でもよく見るとこの会社はバックに丸紅がついています。(2007年丸紅の完全子会社化、2010年丸紅から米国SINEXグループに株式譲渡
つまりもうおわかりですね?所詮、世の流通はみな
デカイ商社の手のひらの上で転がされてるだけ
なんですね。

仮説3PM2.5効果説


しかし決して忘れてならないのは、そもそもこの「ブカンセムズ」が苦節6年の時を経て、ジャパネット様の納品要求に耐えられるほどの体力を身に着けてきたということなんです。いきなり仮説1の「ジャパネット効果」や仮説2の販路や資本提携という勝機がやってきても、その要求に耐えられる生産ラインや資本がメーカー側にもなきゃだめなんです。
われわれは「ヤーマンのインフォマーシャルでちゃんとプロモーションしとればPM2.5で騒いだ2011年にもっと売れてたのにな」とか安易に考えがちですが(そもそもヤーマンは自社ブランドしか販促しないだろうけど)、その年までに韓国で売って大量在庫抱えられる基礎体力を蓄えて2012年満を持して本格展開してきたからこそ成し得たヒットなのですよ。それについて、社長のリ・ジンさんはTBS「がっちりマンデー」にて

「中国から黄砂やPM2.5が飛んできて、布団を干せなくなった」

とおっしゃっています。
アホみたいな解説ですが、そういう定数在庫を地道に裁ける確実かつ小さなニーズが実は一番大切だったりするんですね。つまり
塵も積もれば黄砂になる。小さなことからコツコツと。
ということです
以上です

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